通関士とは?

まずは、通関士の勉強する前に通関士とは何なのか、理解することからはじめてみましょう!

輸出や輸入をする際、貨物は必ず税関を通ります。
また、輸入の際には関税がかかります。
そうした一連の業務を輸入者や輸入者の依頼のもと通関士が行います。

例えば、通関士は輸入者に代わって通関手続きをするための、通関書類を作ることになります。 通関書類とは、輸出申告者や輸入(納税)申告書、審査請求者などいったもので、
これらの書類を税関官署、財務大臣に提出しなければなりません。

それ以外にも貨物が書類の内容と一致するか確認したり、一定の書類には通関士の審査と記名押印が必要だったりします。
細かく言えば他にもまだまだありますが、通関士とはこのような仕事をしているのです。

そのため、関税という国益に関わる仕事をしていることから、関税法や通関業法といったかなり高度な法律的知識を必要とし、国際貿易に関わる唯一の国家資格となります。

しかし、通関士の資格を取得しても、通関士と名乗り仕事が出来るわけではありません。
通関士になるためには、通関業者(運送会社、倉庫会社、商社、貿易会社など)に 就職して税関長の許可をもらう事が必要です。
つまり、資格はもとより、現場での経験も積まなければ通関士にはなれない狭き門なのです。

実際、通関士の資格を取得した約6割は、通関士以外の仕事をしているというデータもあるくらいです。 それだけ、通関士になるには難しいと言えます。

ですが、逆に言えば、通関士の資格を取得して、他の仕事をやっているということは、
それだけ 資格の知識が重要なのです。

通関士は貿易に関する知識が身に付きます。
そのため、貿易に関わる仕事をしている会社では必要不可欠なのです。
例えば、上記で説明した通関業者が良い例です。

直接通関士の仕事をしなくても、他者との窓口になったり、直接通関士のとのやりとりをおこなったりします。
それには、一定の知識がなければ対応できませんので、通関士という資格が重宝されるのです。

また、通関士の知識があれば、関税の仕組みを把握しているので、その知識を活かし貿易関係の事業を行なうことも出来ます。

一見、通関士とは、通関士になるための資格だけのように思われがちですが、
実際は様々な場所で、必要となる資格なのです。

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